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D1 NAC

2018.11.08 2018 D1 GRAND PRIX SERIES Rd.8 TOKYO DRIFT レースレポート

2018 D1 GRAND PRIX SERIES Rd.8 TOKYO DRIFT

コースコンディション:ドライ

PACIFIC RACING TEAM DUNLOP 野村 謙選手(車両:NAC R34 DUNLOP BRIDE

最終成績:単走決勝敗退(17位)

 

■レポート

 D1GP今シーズンもいよいよ最終戦。今回の舞台は、お台場の特設コースだ。今シーズン限りで引退を発表している野村にとっては、まさにこのラウンドがD1最後の大会となる。

 野村は、前戦で不調だったステアリングラック、パワステポンプを始め、前後のサスペンションメンバーを交換する等してマシンをリフレッシュ。また、リヤに荷重がかかりやすいようにサスペンション等のセッティング変更をしてきた。

 このラウンドに出走できるのは、前戦までのポイント順位の上位24名のみ。また出走台数が絞られているため、予選は行われず、競技は土曜日開催の単走決勝からスタートすることになる。

 前日の金曜日には2回の公式練習が行われた。野村の1回目の練習走行ではクルマが跳ねすぎて非常に乗りにくいことが判明した。通常のサーキットと比べて路面の凹凸が大きいお台場の特設コースに、足まわりのセッティングが合っていなかったのだ。そこで、フロントのスタビライザーを外し、ダンパーの減衰力も柔らかく調整するなどして対処。2回目の練習走行を迎えた。しかし、今度はすぐにパワーステアリングの配管に不具合が生じてピットイン。これで金曜日の練習は終わってしまった。

 競技本番となる土曜日。この日も朝に一度、チェック走行がある。野村のマシンはその走行時にデフのサイドフランジを破損。またしても、ほとんど走行できないまま単走決勝本番を迎えることになった。

 第1走者の野村、1本目の走行は94.01点。上位8名には入れず、2本目の走行にまわる。2本目の走行では、少し逆振りを大きめにして進入。ドリフト角度はやや浅めだったが、飛び込みでの振りの鋭さなどで点を稼ぎ、最後の外周では、かつての『白煙番長』というニックネームを彷彿とさせる濃いタイヤスモークを見せてくれた。得点は1本目を上まわる95.89点。高得点ではなかったものの、この日は全体的に得点が低調で、最後の走者である藤野選手が走るまで、野村は単走通過圏内ギリギリの8位を保っていた。しかし、その藤野は野村を上まわる得点をマーク。野村は0.07pts差で追走トーナメント進出を逃し、この単走決勝で競技人生を終えることとなった。

 大会終了後、野村の引退セレモニーが行われた。ここでは2006年にチャンピオン争いをした熊久保氏との追走が予定されていたが、ウォームアップ走行で野村のマシンのサスペンションアームが破損してしまい、走行不能に。それでも満員の観衆から野村にねぎらいの拍手が送られた。

 

■野村選手コメント

 1本目は今回初めてまともに走れた感じ。ちょっとお客さんのほうをチラチラ見てしまったな。気になって。みんな手を振ってくれて、嬉しかったな。2本目もそうだった。

 2本目の方がよかったのかどうかは分からないけど、楽しく走れたですよ。最後はもう「好きに走らせて」っていって、クルマも腕もあれが目一杯ですね。

 まぁ、最後2本気持ちよく走れてよかったな。トラブルで走れんっていうのが一番嫌だったので。メカニックも文句言いつつやってくれて。最後はいいチームだったな、と。

 みなさんのおかげで楽しい18年間を過ごせました。でも、オレもこれで第4の人生くらいの始まり。また違う世界で、誰かをざわつかせたいと思います! 寄席とか出とるかもしれん(笑)。


■レポート詳細:http://pacific-racing.jp/images/mt/d1_rd8_nomura.pdf


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